笑いの効果 医学で検証-がんやうつ病 治療に導入検討へ(読売新聞)|
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新聞

読売新聞 2017年3月20日付朝刊

笑いの効果 医学で検証-がんやうつ病 治療に導入検討へ

♦記事のポイント

がんやうつ病に対して、「笑い」がもたらす効果を医学的に検証しようという試みが行われています。大阪国際がんセンター(現・大阪府立成人病センター)が、吉本興業などの協力を得て、がん治療中の患者の人に笑いが与え影響を調べて、その結果をもとに笑いを治療に取り入れる検討をするということです。

♦記事の役立て方

「笑い」と「がん治療」について、その効果を調べるという画期的な試みです。いすれにせよ、悩まず笑って過ごせば、QOL(生活の質 に影響を与えることは確かなようです。

♦記事の内容と検証

「笑い」が「がん治療」にどのような効果があるのかを医学的に検証するユニークな調査が、がん研究の専門機関で行われました。がん治療中の患者の人に、漫才や落語を複数回(1回約30分)鑑賞してもらい、その前後を医学的に調べるというものです。

大阪国際がんセンター(現・大阪府立成人病センター)が、吉本興業などの協力を得て、初期のがん患者の人たちなど約100人にセンター内のホールで漫才や落語を鑑賞してもらい、その前後で血液を採取して調べるという方法です。そして、リンパ球の一種であるNK細胞、T細胞の活性具合や、ストレスの指標となるホルモン(コルチゾール)の量の変化などを調べました。その効果を次のように説明しています。

≪NK細胞やT細胞は、病気から体を守る免疫機能を持ち、がん細胞を攻撃することが知られています。劇的な注目を集めるがん治療薬「オプチーボ」も、T細胞の機能を高めてがん細胞を殺している。≫(同記事より)

さらに同センターでは、日常生活での気分や行動、生活の質(QOL)の変化もアンケートで調べています。2018年3月末までに結果をまとめて、心身への効果が確認された場合は鑑賞の回数との関係も明らかにし、治療に取り入れる方法を検討するとしています。

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